けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

為替のきほん!

どうもたろです。

 

今日は為替について書いていきたいと思います。

テレビや新聞で本日の為替レートや円相場などの

キーワードが出てきます。

あれは円が他の国の通貨に比べて安くなったか

高くなったかなどの話をしています。

 

一般的に為替と言ったら両替に置き換えると

わかりやすいです。

両替はお金とお金を交換することですが

為替に関していうとある国のお金と

別の国のお金を変えることを指します。

 

よく円安、円高と言いますがこれは通常は

ドルと比べて円が高くなった、安くなったかを見ています。

 

そしてある国の通貨が高いというのは

その国の経済にみんな期待しているという状況の

あらわれになります。

 

ある国の通貨が欲しいと思う考えがあるということは

その通貨をあげたいと思う人もいるということです。

つまり通貨に需要と供給があるということです。

 

円が欲しくてドルを売ると考えると

これは円はいらない、ドルが欲しいという考え方に

なりますよね。

 

そうすると円の値段が下がり、ドルの値段が上がります。

これが円安・ドル高です。

為替の需要と供給は商売と大きく関わっています。

アメリカと商売したいと需要が大きくなれば

ドルの需要が大きくなるわけです。

 

為替レートは本来国の経済力・貿易競争力に

基づいて決まっていくものです。

しかし今では為替の取引自体が目的となり

為替が実態とかけ離れて乱高下するようになりました。

 

円高になれば海外に輸出している企業が不利になります。

逆に円安ならば有利になります。

これは為替の動きに大きく左右されるので

安定的な成長をするためには乱高下していては

いけないのです。

 

円安になっているか円高になっているかで

貿易は有利になったり不利になったりします。

この円高、円安は自動的に適切なところに調整されていきます。

そのメカニズムを説明していきます。

 

円高の時を考えてみましょう。

これは輸出は不利で少なくなりますが輸入は多くなる

状態です。

この時の状態をお金の支払いという観点で考えると

 

日本の輸出が少ない→日本人が受け取るドルが少ない

日本の輸入が多い→外国人が受け取る円が多い

 

ここで日本人がドルを持っていても、アメリカ人が円を

持っていても使えないので自分の通貨に交換しようと

します。

 

日本人が受け取るドルが少ない→円の需要は多くならない

外国人が受け取る円が多い→ドルの需要が多くなる

 

そうするとドルの需要が大きくなるので

ドル高・円安になっていきます。

当初は円高・ドル安だったのが自由貿易

行っていくと自然に円高は修正されていくわけです。

これが市場のメカニズムです。

 

為替について解説は今日はここまでで

終わりたいと思います。

経済を理解して一緒にお金持ちになっていきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:今までで一番優しい経済の教科書

    著者:木暮太一