昼寝があなたの人生を変える
今日は『世界の超一流の人だけがこっそりやっているパワーナップ仮眠法』という昼寝の本から学んだことをお伝えしていこうと思います。
みなさんは昼寝をしていますか?
仕事が忙しくて昼寝なんてしてられないと思った方は、仕事の質が落ちてしまっていることに気づいていません。
昼寝があなたの人生を変える
NASA、Google、Appleなどが積極的に導入しています。
この昼の仮眠を「パワーナップ」と呼びます。
この習慣を始めると...
- 仕事の能率が上がります。
- 創造性が豊かになります。
- 勉強の質が上がります。
- 昨日の疲れが吹き飛びます。
- ストレスが消えます。
- 健康になります。
この効果を見て、すごくいいことばかりだと感じませんでしたか?
本当に昼寝の効果はすごいのです。
それを知らずにただがむしゃらに頑張っていても空回りに終わってしまいます。
パワーナップを学んで実践していきましょう。
パワーナップとは
パワーナップ(Power Nap)とは、短時間で効率的に疲労を回復させる昼寝のことです。
昼に15〜20分の仮眠をとることで、脳を急速に回復させることができます。
さらに脳をリフレッシュさせ、記憶力や認知パフォーマンスを上げる効果があることが、最近になってよく知られるようになってきました。
パワーナップを説明することは簡単で、先ほどもお伝えしたとおり昼に15分〜20分の仮眠をとることです。
たったこれだけで、とてもシンプルです。
しかし、シンプルがゆえに、間違ったパワーナップをしてしまっている人が多く存在します。
とりあえず、昼に仮眠をとればいいというわけではありません。
間違ったやり方でのパワーナップでは、その効果が半減します。
それどころか、「頭が働かない」「余計に眠くなった」「仕事でミスが増えてしまった」といった悪影響が出る可能性もあります。
正しいやり方を知っておかなければなりません。
正しいパワーナップとは
ルール1 正午から午後3時までに行う
夕方を過ぎて行うパワーナップは、おすすめできません。
仮眠は、夜の睡眠を先どりするものだといわれています。
夕方以降の遅い時間に仮眠をとると、なかなか眠れなくなるなど、夜の睡眠に悪影響が出てしまいます。
パワーナップをするときは、必ず午後3時までに行ってください。
もしも、夕方にどうしても眠たくなったときは、10分未満の仮眠にとどめておきましょう。
ルール2 眠る時間は15分〜20分
眠る姿勢は座る姿勢
仮に時間をオーバーしたとしても25分までにしてください。
短すぎるならまだ良いのですが、眠り過ぎはいけません。
30分以上寝てしまうと、頭がスッキリ冴えるどころか、頭も体も重くだるい状態になります。
中途半端に深い眠りに入るため、寝起きが最悪な気分になるのです。
パワーナップをするときは、座った状態で行いましょう。
完全に横にならない状態で、仮眠をとります。
パワーナップの目的は脳を休めることです。
熟睡することではありません。
熟睡してしまうと「睡眠慣性」(睡眠惰性)が働きます。
この状態になると、目が覚めたあとも眠い状態が続き、集中力や注意力が下がったり、頭や体が重くなったりする症状が現れます。
どれだけ意思の強い人でも3大欲求の一つである睡眠欲に打ち勝つ方は容易ではありません。
座った姿勢で眠ることで、睡眠欲との葛藤が軽減され起きたい時に起きられます。
必ず座って寝るようにしてください。
ルール3 眠る前にカフェインをとる
パワーナップを行う上で、効果的なのが「カフェインを摂ること」です。
カフェインを摂らないで行う仮眠と、カフェインを摂って行う仮眠では、脳の覚醒度に大きな差が出てきます。
カフェインを摂ってから覚醒効果を発揮するまで、30分のタイムラグがあります。
ですので、パワーナップをするときは、昼寝の前にカフェインを摂ることがベストです。
ちょうど起きた後に覚醒効果が出始め、スッキリ目覚めることができます。
おわりに
パワーナップを知っているか、知らないか。
実践するか、しないかで大きな差がつきます。
昼寝を上手に取り入れることで、昼からの仕事の質が格段に向上します。
1日の差は大したことがありませんが、積み重ねていくと、もう埋めることのできない状態にまでパワーナップする人とパワーナップしない人には差ができます。
パワーナップを生活に取り入れて、常に高いパフォーマンスを発揮できる人を目指しましょう。
ありがとうございました
引用参考文献:パワーナップ仮眠法
著者:坪田聡