けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

資産家の時間とお金の使い方

どうもたろ金です。

 

今日はお金持ちの中でも資産を増やす人の時間の使い方に

ついて書いていきたいと思います。

二人のお金持ちを例に出してみたいと思います。

 

この話ではサウス氏とノース氏が出てきます。

サウス氏とノース氏はどちらも高収入を得ている医者です。

サウス氏は、いろいろなところでノース氏よりもお金を使っています。

 

そのためサウス氏には資産がほとんどなく、ノース氏にはあります。

資産とは株や不動産などの現金以外の収益を生んでくれるものです。

両者の車の買い方を見てみましょう。

 

サウス家は今年車に720万円使いました。

ノース家の120万円の六倍の金額を使っています。

サウス氏はその翌年には650万円のポルシェを購入しています。

 

サウス氏は車に関して玄人の知識を持っています。

家計予算を立てたり、資産運用計画を立てるのにはほとんど

時間を使いませんが、こと車を買うとなると

まったく別人のようになります。

 

ここに一つの法則が出てきます。

「高級車や高価な服などの贅沢品に使う時間と、資産運用計画に使う時間は

反比例する。」

 

サウス氏のような高額所得を得ながら、資産が少ない人は

贅沢な車や服に多額のお金を使います。

買い物にはお金だけでなく時間も使います。

 

ノース氏のような資産を増やしていく人は、資産運用を考えたり

投資している物件や株を管理する時間を捻出して

資産を増やそうと努力します。

しかしサウス氏のような資産が増えない人は

贅沢なライフスタイルのために時間を使います。

 

何千万円もの高い所得を得ていながら

それを上回る支出をすることもあります。

高いとは言え限りのある収入で、どうやってやりくりするのでしょうか。

熱心にお買い得品を探すのです。

 

サウス氏の車の買い方を見たら、彼が締まり屋だと思うかもしれません。

原価か原価に近い値段で買うためにディーラーに電話をかけまくります。

その中で安い値段を提示したディーラーに再び電話をして、最終的な

見積もりを出すように言うのです。

 

このサウス氏の車の買い方は「一文惜しみの百知らず」でしか

ありません。

多大な時間と労力をかけてディーラーの仕入れ値ギリギリで買ったのだから

賢い買い物をしたと本人は思っています。

 

しかしそれだけの値段を支払う価値があるかどうかをまず考えるべきです。

バカ高い車を仕入れ値と言われている値段で買うために時間と労力とお金を

かけているようでは、資産を貯めるのは難しいのです。

 

ノース氏の車の買い方を見てみましょう。

ノース氏は20年間のった車を買い換えようとしています。

そこで3年ぐらい経ったベンツならお買い得だと考えてディーラーに

電話をしました。

 

ディーラーに電話すると新車を売りつけられそうになりました。

新車は中古よりも200万高いのです。

ノース氏は新車を持つプライドに200万をかける価値があるか考え

中古車に決めました。

 

ノース氏は車を買うのに数時間しか使っていません。

サウス氏は60時間はかかっています。

ノース氏は何年も同じ車に乗りますが、サウス氏はすぐに乗り換えるので

何度も60時間を使うことになります。

 

何に時間を使うかで人生が決まります。

経済的に自由になるために投資に時間を使って

一緒にお金持ちになりましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:となりの億万長者

    著者:トマス・J・スタンリー

       ウィリアム・D・ダンコ

     訳:斎藤聖美