けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

理解されたいばかりが先走っていませんか。

どうもたろ金です。

 

今日は人を理解する大切さについて書いていきたいと思います。

人は自分のことを理解されると幸せを感じます。

認められた感覚があるからです。

 

その特性があるので、理解されないことがあるとイライラを

感じると思います。

ここで理解することについての例を出したいと思います。

 

視力が落ちてきたので、眼科に行ったとしましょう。

医者は、あなたの話をしばらく聞いてから、自分の眼鏡を外し

あなたに手渡してこう言います。

 

「かけてごらんなさい。かれこれ10年もこの眼鏡をかけていますが

 本当にいい眼鏡ですよ。自宅に同じものがもう一つありますから

 これはあなたに差し上げましょう」

 

あなたはその眼鏡をかけると、ますます見えなくなりました。

「ダメですよ。全然見えません」と言うと

 

「おかしいな。私はその眼鏡でよく見えるのだから、もっと

 頑張ってごらんなさい」と医者は言います。

 

「頑張ってますよ。でも何もかもぼやけてるんです」

とあなたは言いました。

 

すると医者は

「困った患者さんだ。前向きに考えてみなさい」

 

「前向きに考えても何も見えません」と答えました。

 

すると医者は

「まったく、なんという人だ。私がこんなにもあなたの力になろうと

 しているのに」と責めてきました。

 

あなたは、もうこの医者に診てもらう気にはならないでしょう。

診断もせずに処方箋を出す医者など信頼できる訳がありません。

しかし私たちはコミュニケーションで診断せずに処方箋を

出すようなことをしてしまっていることがあります。

一度振り返って考えてみてください。

 

僕は妻に対してこの医者と同じようなことを

してしまっていたなと思います。

自分の価値観に従った眼鏡を渡そうとしていました。

 

 今いる部屋の空気が突然どんどん吸い出されていったら

今行っていることなど、どうでもよくなって、どうにかして

空気を取り込もうと、生きることがあなたの最大の動機に

なると思います。

 

しかし、今空気はあります。

だからあなたにとって空気は少しの動機づけにもなりません。

満たされている欲求は動機づけにはなりません。

 

これは人間の動機づけに関する最も的確な洞察の一つです。

人の動機になるのは、満たされていない欲求だけなのです。

人間にとって肉体の生存の次に大きな欲求は、心理的な生存です。

 

理解され、認められ、必要とされ、感謝されることである。

共感して話しを聴いている時、あなたは相手に心理的な空気を

送り込んでいる。

 

心理的な生存のための欲求を満たしてあげることによって

初めて、相手に影響を与えて、問題の解決へ向かったり

人間関係の構築ができていくのです。

 

誰しも心理的な空気を必要としています。

この大きな欲求こそが、人と人とのあらゆるコミュニケーションで

大きな鍵を握っているのです。

 

まずは相手の理解に徹しましょう。

まずは理解に徹し、そして理解されるのです。

人を理解して、理解され、より良い人間関係を築いて

一緒にお金持ちになっていきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:7つの習慣

    著者:スティーブブン・R・コヴィー