けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

自分の影響の輪を広げよう

どうもたろ金です。

 

今日も7つの習慣から成功者になるために

必要なことを書いていきたいと思います。

みなさんは職場の上司がかわればもっと上手くいくのにと

考えることはあるでしょうか。

 

または親の教育がもっとよければ自分は良くなっていたはずなのに

配偶者がもっと理解のある人なら成功に近づけるのにと

考えたことはないでしょうか。

 

自分の時間とエネルギーを何にかけているかに目を向けてみてください。

誰でも広く様々な関心事(懸念することから興味あることまで)を

持っています。

 

健康や家族のこと、職場の問題などなど。

自分が関心があることの中には、自分がコントロールできるものと

できないものがあります。

 

自分でコントロールでき、影響を与えられるものを影響の輪と呼びます。

逆にコントロールできないものを関心の輪と呼びます。

この2つの輪のうち、自分の労力と時間を主にかけているのは

どちらでしょうか。

 

それによって自分の人生を主体的に生きれているか、生きれていないかが

わかります。

主体的な人は自分がコントロールできる影響の輪に労力をかけています。

 

自分が影響を及ぼせる物事に働きかける。

主体的な人のエネルギーには、自分のコントロールできる範囲を

押し広げていくポジティブな作用があります。

 

一方、反応的な人が労力をかけるの影響の輪の外です。

他者の弱み、周りの環境の問題、自分にはどうにもできない

状況に関心が向きます。

 

こうした事柄ばかりに意識を集中していると、人のせいにする態度

反応的な言葉、被害者意識が強くなっていきます。

自分が影響を及ぼせる物事を疎かにしてしまうと、ネガティブな

エネルギーが増え、その結果、影響の輪は小さくなっていきます。

 

ここで関心の輪と影響の輪についての例を出したいと思います。

経営スタイルが独裁的な社長がいました。

社員を自分では何も判断できない使い走りのように扱い

「決めるのは全て私だ」とばかりに、これしろ、あれしろと

命令ばかりでした。

 

その結果、経営幹部全員を敵に回す羽目になりました。

幹部らは廊下に集まって社長の陰口をたたくようになりました。

自分たちの責任を棚に上げて、社長の欠点をあげつらっているだけでした。

 

しかしそんな経営幹部の中に、一人だけ主体的な人物がいました。

彼は感情に流されず、自分の価値観に従って行動していました。

彼にも社長の欠点は分かっていましたが、それを批判したりせず

欠点を補うことに努め、自分の部下たちが社長の短所に影響されることの

ないように気を配っていました。

 

彼は自分の影響の輪にフォーカスしていたのです。

他の幹部たちと同じように使い走りにされていましたが、報告をあげる時は

社長が知りたがっている情報をさらに分析して助言を添えたりしました。

 

それを繰り返し行なっていくうちに影響の輪が広がっていきました。

社長はいつも通り会議で幹部に、あれをやれ、これをやれと指示をだして

いく中で、彼だけには「君の意見はどうだね」と聞きました。

 

彼の影響の輪が広がったのです。

僕たちも自分のコントロールできることに集中しましょう。

影響の輪を広げて一緒にお金持ちになりましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:7つの習慣

    著者:スティーブン・R・コヴィー