不動産投資には自己資金がないと。。。
どうもたろ金です。
今日は不動産購入の流れについて
お話していこうと思います。
不動産投資の購入について買付証明書を出すところまで
書かせていただきましたので、今日は銀行からの融資について
書いていこうと思います。
前回までの記事はこちらです。
買付証明書を出した後にすることは金融機関に
融資審査の申込みです。
提出資料をあらかじめ準備していくとスムーズに進みます。
銀行からの融資は不動産投資に最も重要なことの一つです。
どんなにいい物件を見つけたとしても、融資を受けることができなければ
物件を手に入れることはできません。
この融資を受けるにあたってよく出てくる疑問が、自己資金ゼロでも
始めることができるかというものです。
残念ながら自己資金ゼロから不動産投資を始めることは困難です。
ネットや書籍で自己資金ゼロから始められる不動産投資というような
キャッチフレーズをよく見ますが、持ち込んだ物件によほどの担保力が
あるか、融資申込者が非常に高い属性を持っている(年収数千万円)などの
特別な理由がない限り、現実的ではありません。
銀行員はお金持ちや倹約家を好みます。
彼らの立場に立って全くお金のない人が大きなお金を借りたがっている
と考えてみてください。
当然融資はできないという結論になるのではないでしょうか。
不動産投資は金融機関と上手く付き合っていくことが大前提です。
銀行を納得させ、より良い条件で融資を受けられるよう、自己資金を
貯めることを心がけましょう。
そこでまた疑問として出てくるのが自己資金はどれくらい必要に
なるのか。ということだと思います。
多いに越したことはありませんが、自己資金の目安は物件価格の20%程度
と考えると良いと思います。
自己資金の考え方には金融機関側に視点と投資家側の視点という2つの
側面があります。
まずは金融機関側からみた自己資金について考えましょう。
金融機関は融資申込者の属性と金融資産を重要視します。
属性が悪い人や自己資金がゼロの人がいい物件を持ち込んでも
取り合ってもらえない可能性が高いのが現実です。
次に投資家からみた自己資金について考えます。
収益物件をフルローンで購入する場合でも、購入時の諸費用と
購入後の運営費用(リフォーム費等)は自分でまかなわなければ
なりません。
そのため物件価格の20%くらいは自己資金が欲しいところです。
購入時の諸費用としては、不動産仲介手数料、登録免許税、司法書士報酬
収入印紙税代、融資事務手数料、不動産取得税などが挙げられます。
物件価格の7〜10%くらいかかると考えればいいでしょう。
銀行の融資について自己資金という観点から書かせていただきました。
次回は実際に銀行に融資を申し込む際に揃えておく書類について
書いていきたいと思います。
コツコツ勉強して一緒にお金持ちになりましょう。
ありがとうございました
引用参考文献:初心者から経験者まですべての段階で差がつく!
不動産投資最強の教科書
著者:鈴木宏史