けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

人を変える九の原則で成功を引き寄せる

どうもたろ金です。

 

今日も人を動かすことについて考えていきたいと思います。

人を動かすことができる人は成功します。

人は一人では生きられないので、協力を得ることができるかが

お金持ちになれるかなれないかの分かれ目だと思います。

 

それでは人を動かすという名著から学んだことを紹介します。

前回までは人を説得する十二の原則を紹介しました。

今日は最後の原則である、人を変える九原則をお伝えしていきます。

 

人を変える九原則は以下のとおりです。

・まず褒める

・遠回しに注意を与える

・自分の過ちを話す

・命令をしない

・顔を潰さない

・わずかなことでも褒める

・期待をかける

・激励する

・喜んで協力させる

 

これが人を変える九原則です。

この九原則を見てどう感じるでしょうか。

僕はこれを見てまず与える精神が非常に重要だと思いました。

 

与えることで得ることができるという原則を理解していないと

この原則を自分のものにするのは厳しいのではないでしょうか。

人を動かす原則はシンプルなものですが自分のものにするのは難しいです。

 

その難しさがあるので多くの人は実行できずに少数の人が

成功者と言われる人になるのだと思いました。

少数の成功者になれるように実行してものにしていきましょう。

 

それでは1つ目の「まず褒める」から見ていきたいと思います。

フィラデルフィアのワーク建設会社のゴウ氏の例を見ていきます。

ワーク社ではある建築工事を請け負って、指定の期日までに完成しようと

工事を急いでいました。

 

竣工一歩手前で突然、建物の外部塗装に用いる青銅細工の協力業者から期日までに納品できないと通知がきました。

たった一つの業者のために工事がストップして大きな損害が発生します。

 

長距離電話をかけて大騒ぎしましたが問題は解決しません。

そこでゴウ氏が事態打開のために業者の元へ行くことになりました。

会社に到着し、一言目に「素晴らしい工場ですね」と社長に言いました。

 

社長が驚いているのを見て、ゴウ氏はさらに続けました。

「よく整頓されているし、青銅工場としては一流ですよ、

 工場を見学させていただけませんか」

 

工場を見学することとなり、ゴウ氏はその施設や制度をほめ、他の業者には

見られない優秀なものだと言いました。

珍しい機械を見て感心すると、社長は自分が発明したものだと得意になり

この機械を操作して見せました。

 

そして社長は昼食を一緒にしようと言って聞きませんでした。

その時までゴウ氏は一言も用件に触れていません。

昼食が済むと社長はこう切り出しました。

 

「さていよいよ商売の話に移りましょう。もちろんあなたがいらっしゃった

目的は十分承知しています。あなたとこんなに楽しいお話をしようとは

予想していませんでした。他の注文は遅らせても、あなたの方はきっと

間に合わせますから、安心しておかえりください。」

 

ゴウ氏の方から何も頼まないのに目的は完全に達せられたのです。

もしゴウ氏が世間普通の強硬策を取っていたとすれば、果たして

どういう結果になったでしょうか。

 

人は感情の生き物で論理の生き物ではありません。

この原則を理解すれば成功します。

原則を理解して実際に活用して一緒にお金持ちになりましょう

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:人を動かす

    著者:デール・カーネギー