けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

相手の目線に立てれば成功する

どうもたろ金です。

 

今日も名著、人を動かすから人を説得する方法を学んでいきましょう。

人を説得する原則は全部で12あります。

前回は6つ目の「しゃべらせる」と言う原則を紹介しました。

 

今日は7つ目の「思いつかせる」からお伝えしていこうと思います。

人から押し付けられた意見よりも、自分で思いついた意見の方が

我々ははるかに大切にするものです。

 

人に自分の意見を押し付けようとするのは、そもそも間違いなのです。

暗示を与えて、結論を相手に出してもらう方が利口です。

セオドア・ルーズヴェルト大統領はこれをうまく利用しています。

 

重要なポストを補充する時には、彼は政治力のあるボスたちを招いて

候補者を推薦させました。

けれどボスたちが最初に持ち出すのはろくでもない人です。

 

その時にはそういう人物は市民が承知しないだろうと言ってやります。

二人目も古手の可もなく不可も無いので、もっと適任者を探してくれと頼みます。

ボスたちに協力の感謝をしながら意中の人が推薦されるまで待つのです。

 

意中の人物と合致すればボスたちに感謝をして

採用し花を持たせるのです。

最後にあなた方に喜んでいただくためにこの人物を任命しますが

次はあなた方が私を喜ばせてくださいというのです。

 

事実彼らはルーズヴェルト大統領を喜ばせます。

彼らは文官勤務法案や独占税法案などの大改革案を支持したのです。

中国の賢人老子も二千五百年前に、現代にも通用する言葉を残しています。

 

「川や海が数知れぬ渓流の注ぐところとなるのは、身を低きに奥からである。

そのゆえに川や海は諸々の渓流に君臨することができる。

同様に、賢者は人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き

人の前に立たんと欲すれば、人の後ろに身を置く。

かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることなく

人の前に立てども、人の心は傷つかない。」

この言葉を体現すれば人はあなたを支持します。

 

次に8つ目の原則である「人の身になる」を紹介します。

まず大原則として、人は自分が間違っていると思いません。

だから相手を非難しても始まらないのです。

 

非難はどんな馬鹿ものでもできます。

理解することに努めねばなりません。

相手の考え、行動にはそれぞれ相当な理由があります。

 

その理由を探し出せば、相手の行動や性格に対する

鍵まで握ることができます。

他人に物を頼もうとする時に、まず目を閉じて、相手の立場から物事を

考えてみるようにしてください。

 

どうすれば相手はそれをやりたくなるだろうかと考えるのです。

この方法は面倒だと思います。

しかし、これによって味方が増えて、より良い結果が得られます。

 

以上が第7・8の人を説得する原則です。

原則を一つ一つを自分のものにすればお金持ちに近づけます。

人を動かすこ原則を学んで一緒にお金持ちになりましょう

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:人を動かす

    著者:デール・カーネギー