けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

富を得る人説得する12の原則

どうもたろ金です。

今日も引き続き人を動かすから人を動かす方法を

学んでいきたいと思います。

人を動かすという響きは操作しているような感じがしますが

そうではありません。

 

人に自分のことを好きになってもらうということです。

僕は人を動かすという名著から学んだことを実際に意識して

行動すると、物をいただくことが増えました。

 

物をもらうことだけかよと思うかもしれませんが

自分のために何かしたいと思ってもらえるということは

すごいことだと思います。

この気持ちを持ってもらうことが成功につながると感じました。

 

それでは前回の記事では人を説得する原則の「美しい心情に呼びかける」

まで書かせていただきましたので、今日は11の原則「演出を考える」

から書いていきたいと思います。

 

フィラデルフィア・イブニング・ブレティン紙という新聞がありました。

これに由々しい中傷問題が起こりました。

悪意のある噂が流布されたのです。

 

同紙は大部分が広告ばかりで、記事が非常に少ないから、読者は興味を失っており広告を出しても効果が薄いというのが噂でした。

至急対策を練って、このような方法が取られました。

 

ブレティン紙は平常の一日分の紙面から記事を全部抜き出して

それを分類して一冊の本にまとめて出版したのです。

その本は「一日」と題されて307ページもあり優に二ドルはすると

思われました。

 

それをわずか2セントで売り出したのです。

この本はブレティン紙に面白い読み物が多数掲載されているという

事実を効果100%で知らせました。

 

誠に鮮やかな演出ぶりと言わねばなりません。

現代は演出の時代です。

事実を伝えるだけでは十分ではありません。

 

人の注意を引くには演出は重要です。

これによるのが何よりも有効なのです。

それでは人を説得する方法最後の原則を紹介したいと思います。

 

12個目の原則は「対抗意識を刺激する」です。

仕事には競争心が大切です。

あくどい金儲けの競争ではなく、他人よりも優れたいという

競争心を利用すべきなのです。

 

ファイアストン・ゴム会社の創設者ハーベイ・ファイアストン氏は

こう言います。

「給料さえ出せば人は集まり、人材が確保できるとは限らない。

 ゲームの精神を取り入れることが必要だ。」

 

偉大な行動科学者フレデリック・ハーツバーグがこれに賛同しています。

ハーツバーグ氏は工場労働者から会社重役に至るあらゆる階層の人たち

数千人の仕事に対する態度を研究しました。

 

仕事への意欲を掻き立てる要件として発見されたのはお金ではなく

最大の要件は仕事そのものでした。

仕事が面白ければ誰でも仕事をしたがり、立派にやり遂げようと意欲を燃やします。

 

成功者はゲームが好きです。

自己表現の機会を与えられるからです。

存分に腕をふるって相手に打ち勝つ機会

これが競争や競技を成立させます。

 

優位をしめたい欲求、重要感を得たい願望、これを刺激します。

以上が人を説得する12の原則でした。

これを毎日意識することで少しづつ成功に近づきます。

 

人を動かして一緒にお金持ちになりましょう

ありがとうございました

 

引用参考文献:人を動かす

    著者:デール・カーネギー