けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

相手目線に立てる人が成功する

 
 
 
 
 
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A post shared by たろ金 (@tarokin.toshi_)



人を動かすことの大切さ

今日はデール・カーネギーの人を動かすという本から

学んだことを書いていきたいと思います。

人を動かすとはその人の欲求を満たすということです。

自動車王のヘンリー・フォードが人間関係の機敏に触れた

至言を残しています。

成功に秘訣というものがあるとすれば、それは他人の立場を理解し

自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見る能力である

とても簡単で、わかりやすい道理ですが、大抵の人は見逃しています。

逆にこの道理がわかっていないと自分のことを棚に上げて

他人に自分の欲求だけを満たすことを要求します。

人を批判も批評もしない

リンカーン大統領の好んだ座右の銘

人を裁くな、人の裁きを受けるのが嫌なら」です。

他人の欠点を直してやろうという気持ちは、確かに立派であり

賞賛に値するかも知れません。

しかしどうしてまず自分の欠点を改めようとはしないのでしょうか。

他人を矯正するよりも、自分を直す方がよっぽど得ですし

危険も少ないです。

自分の家の玄関が汚れているのに、隣の家の屋根の雪に文句をつけるな

教えたのは東洋の賢人孔子でした。

死ぬまで他人に恨まれたい方は人を辛辣に批評していればいいのです。

その批評が当たっていればいるほど効果はてきめんになります。

人を扱うときに相手を論理の動物だと思ってはいけません。

相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって

行動するということを心得ておかねばなりません。

人を非難する代わりに、相手を理解するように努めましょう。

どういうわけで相手がそんなことをしでかすに至ったかを

よく考えてみましょう。

そのほうがミスを指摘するよりも余程得策です。

またそのほうが面白くもあります。

そうすれば同情、寛容、好意も自ずと生まれ出てきます。

全てを知れば全てを許すことになります。

神様でさえ裁きは死後まで待たれる

イギリスの偉大な文学者ドクター・ジョンソンは

神様でさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる

と言っています。

人の心を掴み取る例を紹介したいと思います。

有名なテストパイロットで花形ボッブ・フーヴァーはある時

ロサンゼルスの自宅へ向けて飛んでいましたが、上空100メートルの

高さでエンジンが止まってしまいました。

巧みな運転で不時着し無事でしたが、一歩間違えれば死んでいました。

エンジンが止まった原因は間違った燃料の種類が入れられていたことでした。

整備士の明らかなミスです。

飛行場に戻ったフーヴァーは整備士を呼びました。

整備士は自分のミスを悟って自責の念に打ちひしがれていました。

フーヴァーの怒りは想像にあまりあります。

しかしフーヴァーは批判もせず、叱責もせず、こう言いました。

君は2度とこんなことを繰り返さない。私は確信している。

確信している証拠に、明日私のジェット機の整備を君に頼もう

まとめ

相手の心の中に強い欲求を起こさせることができる人は、万人の指示を

得ることができます。

やれない人は一人の支持者を得ることにも失敗します。

他人の目線に立って欲求をみたして

一緒にお金持ちになっていきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:人を動かす

    著者:デール・カーネギー

 

人を動かす 文庫版

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