けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

必ず話そう。向き合おう。夫婦間のお金の話

 子供を持つ家庭のほとんどがお金について悩みを抱えています。

家族のために背負うべき大きな責任は自分たちを締め付けるです。

特に男性はこのお金に対する締め付けを感じることが調査によって

明らかになっています。

 

インスティチューションオブ・パブリック・ポリシーリサーチによると

父親になる男性は、もっともっと働けと自分にプレッシャーをかける傾向に

あるため、稼ぎが19%多くなることがわかっています。

 

そして赤ちゃんは最も稼いでいる時に生まれてくることが多いのです。

人間の生まれついての楽観主義なのでしょう。

出世階段を上がれば給料も上げると信じ込んでいるのです。

 

給料分析データベースのPayScale.comでは男性の給料のピークは

48歳で、女性は39歳と示されています。

 

子供を育てるのに相当な費用がかかるという事実は避けることができません。

赤ちゃんを18歳まで育てるのに必要な費用は、

幼稚園から大学まで全て国公立に入学し、かつ実家から大学に通ったとしても

1000万円以上の資金が必要になります。

 

私立に通わせる場合にはそこから2〜3倍の費用がかかるのです。

このお金の問題は、夫婦間で疑心暗鬼の大釜のなかでグルグルと

渦巻きはじめます。

 

もしどちらか宛に荷物が届くと、無駄な浪費だともう一人が責めるように

なります。

旦那さん宛に大きな荷物が届いた時に、中身は自転車でした。

すでにあなたは自転車を一台持っているじゃないの。

でもこれは砂利道のでレース用だよと旦那さんは伝えます。

 

問題は夫婦の買い物だけではありません。

子供のおもちゃや習い事にいくらお金を使うかを口論し続けることもあります。

お金のことで揉めることは「間違いなく」最も深刻な離婚の前兆だと

カンザス州立大学のパーソナル・ファイナンシャル・プランニング部のトップ

であるソーシャ・ブリットは言います。

 

初期の段階でお金について口論するようになるカップルは

借金の額や年収のレベルにかかわらず、別れる傾向にあることが彼女の

研究でわかっているのです。

 

別れずに一緒に暮らし続けるとしても、ある研究では、夫婦がお金に

関して喧嘩をする場合、他の様々な問題よりも

さらに広がって、そして再発する」こと、また、他のどのタイプの

言い合いよりも、より辛辣な言葉が飛び交うことが明らかになっています。

 

依然として多くの人々が話題にするのをためらいを感じる文化的タブー

すなわちお金の背後の感情や関係を掘り下げる必要があるのです。

夫婦間をより良きものにするためにはお金の話は重要です。

 

次回はどのように話し合うことが必要なのかを書いていきたいと

思います。

ありがとうございました。

 
 
 
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引用参考文献:子供が生まれても夫を憎まずにすむ方法

    著者:ジャンシー・ダン

     訳:村井理子