けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

仕事にやる気や根性必要ですか?

どうもたろ金です。

 

仕事にやる気や根性が必要でしょうか?

実際のところ必要ありません。

古臭い会社に限ってやる気や根性を出せという人がいます。

 

そもそもやる気や根性ってなんでしょうか?

ん?何それって感じですよね。

当たり前に使っていることですが、ここでは否定させていただきます

 

仕事をする上で労働時間なんてどうでもいいのです。

価値のあるアウトプットが生まれればいいのです。

例え一日に5分しか働いていなくても、合意した以上の

アウトプットをスケジュール通りに、あるいはどれより前に生み出せて

いれば何の問題もありません。

 

一生懸命にやっています。昨日も徹夜でした。といった頑張りは

生産性を求める世界では不要なのです。

最悪なのは残場や休日出勤を重ねるものの

「この程度のアウトプットなら、規定時間だけで働けば良いのでは」と

周囲に思われてしまうパターンです。

 

体力に余裕がある時にはそうした働き方も気持ちが良い面もありますが

結局それは自己満足に過ぎず、自分の体力の限界を学ぶ作業にしか

ならないのです。

 

成長は意味のあるアウトプットをきっちり出すことから得られます。

生産性のある仕事をし続け、その質を保てるのであれば

仕事に手を抜く」ことも全く問題ではありません。

 

人に聞けば済むことはそうすればいいですし、今よりも簡単な方法で

できるのであれば、そうするべきなのです。

限界まで働く」「労働時間で勝負する」という考え方でいる限り

圧倒的に生産性の高い人にはなれません

 

同じ労力・時間でどれだけ多くのアウトプットを出せるかというのが

生産性の定義なのです。

プロフェッショナルとしての働き方は、「労働時間が長いほど

お金をもられる」という一般的なサラリーマン的な思想とは

対極にあります。

 

働いた時間ではなく、「どこまで変化を起こせるか」によって

対価をもらい、評価されるのです。

あるいは「どこまで意味のあるアウトプットを生み出せるか」によって

存在意義が決まります。

 

そんなプロフェッショナル的な生き方へスイッチを入れることが

高い生産性を生み出すベースになります。

では具体的にどうすれば良いのでしょうか。

 

根性に逃げずに生産性をあげる方法は仕事を見極めることです。

ノーベル物理学賞を受賞した米国の物理学者ハンス・ベーテさん

はこう言っています。

 

フェルミは数学に長けていた。必要とあらば複雑な数学を駆使する

こともできたが、まずはその必要があるかどうか確かめようとした。

最小限の努力と数学的道具で結果へたどり着く達人だった。

 

これを仕事に置き換えて考えるのです。

与えられた仕事をただするのではなく、やるべき仕事を見極めることから

初めてみましょう。

 

生産性の高い仕事はすぐに生み出せるものではありませんが

コツコツと積み重ねることでできるようになってきます。

やっていきましょう。

 

 

 
 
 
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ありがとうございました

 

引用参考文献:イシューからはじめよ 知的生産のシンプルな本質

    著者:安宅 和人