「イシューからはじめよ」は非常におすすめ
どうもたろ金です。
みなさんいきなりですが、悩むと考えるの違いは何だと思いますか?
この2つは似たように見えますが、実は全く違うものです。
悩むというのは答えが出ないことを前提に
疲労感しか残さない行為です。
恋人や家族や友人などに対する『答えがでる、出ないというより、向かい合い続けることに価値がある』という問題以外は悩む行為に意味はありません。
とは言っても悩むことは人として当たり前です。当たり前ですが、今自分は悩んでいるのか、それとも考えているのかを客観的に見れるようになれば、人生の貴重な時間を無駄にせずに済みます。
普段の生活で10分以上同じ問題について考えていることはないでしょうか。
その場合は一旦休んだほうが賢明です。
それはすでに悩んでいる状態に入っているからです。
10分考えても解決しないことはやめましょう。
では考えるとはどういうことでしょうか。
それは本当に解決しなければいけないことを
解決するということになります。
それはどういうことか。
仕事をやる上で決まっているから
やっていることが多くあると思います。
丁寧に仕事をしたところで、それが何も生まなければ意味がありません。
変化を生まないとわかっていることに
時間使うのは無駄以外の何者でもありません。
大切なことは問題を解くよりも問題を見極めることです。
一つ一つを早くやるよりも、やることを削ることです。
以下の文は大切なところなので
じっくり読んでほしいです。
世の中にある『問題かもしれない』と言われていることのほとんどは、実は本当に取り組む必要のある問題ではない。
世の中で問題かもしれないと言われていることの総数を100とすれば、今この局面で本当に白黒をはっきりさせるべき問題はせいぜい2つか3つくらいだろう。
これが考えるということの本質です。
今やるべき仕事を見極め解決して初めてしたの高い仕事と呼ばれます。
多くの仕事を低い質のアウトプットで食い散らかすことで、仕事が荒れ、高い仕事の質を生むことができなくなる可能性は高くなります。
何も考えずに働き続けること道のりを
犬の道といいます。
どれだけ根性と体力を持っていても
犬の道では生産性を上げることはできません。
根性と体力があるからこそ、本当に解決すべき問題なのか、何が生み出されるのかを理解して行動していきましょう!
毎日のコツコツと考える習慣が
10年後、20年後の大きな成果となります。
ありがとうございました
引用参考文献:イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
著者:安宅和人