けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

2021これからの雇用について

どうもたろ金です。

 

今日は21Lessons(トゥエンティワン・レッスンズ)という本から

学んだことを書いていきたいと思います。

この本はユヴァル・ノア・ハラリさんという歴史学者であり

哲学者であるオックスフォード大学卒の知識の巨人が書いた

世界的なベストセラー本です。

 

今日はベストセラー本の中から『これからの雇用』について

書かれた部分に焦点を当てたいと思います。

今の子供が大人になった時に仕事がないかもしれないと

聞いたことがあると思います。

 

果たしてこれは事実なのでしょうか。

2050年に雇用市場がどうなっているか、私たちは想像もつきません。

機械学習とロボット工学によって、ヨーグルト製造からヨガ指導まで

ほぼ全ての種類の仕事が変化するだろうことに関しては、みんなの

意見が概ね一致していることは確かです。

 

自動化が大量失業をもたらすという恐れは19世紀にさかのぼりますが

これまでのところ現実にはなっていません。

産業革命が始まって以来、機会に1つ仕事が奪われるたびに、新しい仕事が

少なくとも1つ誕生し、平均的な生活水準は劇的に上昇してきました。

 

しかし今回は違います。

機械学習が本当に現状を根本から覆すだろうと考えられているのです。

過去には機械はあくまで身体的な能力の面で人間と競い合い、人間は

認知的な能力の面では圧倒的な優位を維持していました。

 

だから農業と工業の面で肉体労働が自動化される中で、人間だけが持っている

種類に認知的技能、すなわち学習や分析、意思の疎通、そして何より

人間の情動の理解を必要とする新しいサービス業の仕事が出現しました。

 

しかしこの情動さえも理解し、パターンを読み解くことでAIが人間を

凌ぎうる可能性が出ているのです。

優れた運転手や銀行家や弁護士は、交通や投資や交渉について魔法のような

直感を持っているわけではなく、繰り返しのパターンを認識して、不注意な

歩行者や支払い能力のない借り手や不正直な悪人を見抜いて避けている

だけなのです。

 

優れた運転手や銀行家や弁護士でも、時々愚かな間違いを犯すこと

もあることは、人間だから仕方ないとなってしまいます。

これは『直感』を必要とするとされている課題においてさえAIが

遂行していくことができるということを意味しています。

 

情動や欲望が生化学的なアルゴリズムに過ぎないのなら、コンピュータが

そのアルゴリズムを解読できない理由はないのです。

明確に決まっていることは非熟練労働者の失業問題は解決できないと

いうことです。

続きは今後またお伝えできればと思います。

 

これからの世界がどうなるのかを知ることは自分が正しく

生きていくためには必要なことだと思います。

コツコツ勉強して明確さを手に入れていきましょう。

 

 

 
 
 
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引用参考文献:21Lessonnsトゥエンティワン・レッスンズ

    著者:ユヴァル・ノア・ハラリ

     訳:柴田 裕之