けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

夫が作り出す妻のネガティブトリガー

どうもたろ金です。

 

今日も夫婦について考えていきたいと思います。

みなさんは結婚しているでしょうか。

結婚していると自分のやりたいことが自由にできなくなると

感じる人は多いと思います。

 

一緒に暮らすといことは共存するということであり

自分がやりたいようにやっていては上手くいきません。

この不自由さから自由を求めてしまう行動をしてしまうのだと

思います。

 

しかしそれは傲慢だと思います。

自由を得たところで一人では意味がありません。

一緒にいるだけで幸せだと思っていたところから

相手がいることが当たり前になって欲張りになっているのです。

 

人は強欲な生き物です。

欲に際限はありません。

初心にかえってありがとうを思い出すことが大切だと

僕も最近反省しています。

 

とは言え、すでにけりがついた過去の話をまるで今日起きたこと

のように語り出して泣き出す妻は本当に理不尽だと思う時が

あります。

 

だったらその時に言えよって心から思います。

これは男の飲み会で妻の愚痴として出てくる定番のテーマです。

ここからは女性のネガティブトリガーの話をしたいと思います。

 

女性脳は体験記憶に感情の見出しをつけて収納しているので

1つに出来事をトリガーにして、その見出しをフックに何十年分もの

類似記憶を一気に展開する能力があります。

 

つまり夫が無神経な発言をしたら無神経という見出しがついた

過去の記憶の発言の数々が、生々しい臨場感を持って

脳裏に蘇ることになるのです。

 

だから「つわりが酷くて、フラフラだった私にあなたなんて言ったか

覚えてる?」と涙ながらに訴える、その時のお腹の子が30代、なんて

ことはザラにあるのです。

 

過去の体験記憶を臨場感たっぷりに想起し、何十年分もの

類似体験記憶を一気に引き出す力は、女性脳が子育てのために備えている

標準装備なのです。

 

人類は一個体が残せる子供の数が少ないので、子育ては常に新しい問題に

直面します。

それを何百世代にわたって培ってきた女性脳は、いつからか

新たな命題に対して、人生の記憶を総動員して瞬時に答えを出す機能

を備えるようになったと考えられています。

 

特に怖い、辛い、ひどいといった危険に伴う体験記憶は

子供を守るためにとっさに発動すべき第一級重要情報がゆえに

それを引き出すネガティブトリガーは、周産期と授乳期にパワーアップ

するのです。

 

だからこの時の夫の無神経な発言や行動は、一生残る辛い記憶

傷となって繰り返し持ち出されて、いつまでも消えることがないのです。

さて周産期、授乳期に作り出されるネガティブトリガーへの対策は

周産期、授乳期の妻が現在いる夫と、もうすでに子供が成長し、過去に

やらかしてしまっている夫では方法が異なります。

 

次回はその方法について書いていきたいと思います。

コツコツ寄り添う方法を身につけて

最後まで添い遂げていきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:妻のトリセツ

    著者:黒川伊保子