けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

ステイタスは実はステルスお荷物

どうもたろ金です。

 

今日はとなりの億万長者という名著から学んだことを

書いていきたいと思います。

みなさんは豪邸に住んだり、高級車に乗りたいと思うでしょうか。

 

または乗っているでしょうか。

経済的自由が欲しいと言いながらお金を高級なものを所有するために

使っている人は、痩せたいと言いながらお菓子を食べているのと

同じことをしています。

 

あるお金持ちの親が、子供に高級住宅街の一軒家を買い与えました。

さてそれは、褒められたことでしょうか。

裕福なご近所というのはお金をよく使うご近所のことです。

 

また高級住宅街に住むということは、高い固定資産税を払わなくては

ならず、それなりのインテリアを整えなければなりません。

ご近所に合わせて、子供を授業料の高い私立の学校に通わせなければ

ならなくなるし、高い車を持つ必要が出てきます。

 

いったん、高級住宅街に住み出すと稼いでは使う、使っては稼ぐ

というライフスタイルにハマってしまいます。

ステイタスを表すものが、妨害物とまでは言わなくても、厄介な

お荷物になりうることもあるのです。

 

人生はそれでなくても大変なのに、なぜこれ以上お荷物を背負い

こまなくちゃいけないんだ、というわけです。

ここで親から援助を受けた子供が高い収入を得ているなら

固定資産税や私立の学校に通わせても荷物に感じないのではという

考えが浮かんだかもしれません。

 

この考えは少し危険な考えかもしれません。

なぜなら経済的援助には落とし穴があるからです。

援助を受ける子供にはある法則が身につきます。

それは、自分で稼ぐより他人のお金を使う方がずっと簡単だという

法則です。

 

親のスネをかじる子供は、親の世話にならずに自立している同世代

同所得層の人々よりはるかに少ない資産しか築いていません。

経済的援助を与えれば与えるほど子供は資産を蓄えず

援助が少なければ少ないほど資産を築くようになります。

 

また親から経済的援助を受ける人は、自分の財産と親の財産を

同一視する傾向があります。

親の援助を受けているにも関わらず、自分たちには経済的ゆとりが

あると考えてしまうのです。

 

親から多額の経済的援助を受けたために子供の資産レベルが低くなった例は

枚挙にいとまがありません。

大学の学費を除けば、両親が裕福だった人も含めて

億万長者の三分の二以上が両親から経済的援助を受けていません。

 

自分自身がもし親から経済的援助を受けているならば、資産を

築きにくい状態にあると自覚する必要があります。

また子供に経済的援助をしている、またはしようとしているなら

やめておきましょう。

 

その気になれば人間はなんでもできます。

経済的自由を手に入れるために自力で頑張りましょう。

コツコツ勉強して一緒にお金持ちになりましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:となりの億万長者

    著者:トマス・J・スタンリー

       ウィリアム・D・ダンコ

     訳:斎藤聖美