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アメリカの億万長者の平均像~お金の勉強

 
 
 
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1万人の億万長者を対象に研究しました

今日も「となりの億万長者」から学んだ

ことを書いていきたいと思います。

その名のとおり億万長者は高級住宅街に住んでいるのではなく、

ごく平凡な住宅街に住むような人々のことでした。

著者であるトマス•J•スタンリーとウィリアム•D•ダンコは

億万長者に対してアンケートを実施しました。

実施対象者は、アメリカの資産家です。

2人は彼らがどうやって資産を築いたかを綿密に研究しました。

500人以上の資産家にインタビューし、また1万1000人以上の資産家や

高額所得者にアンケート調査をしました。

そこから導き出されたアメリカの億万長者の

平均像はどんなものだったでしょうか。

ちょっと自己紹介をしてもらおうと思います。

億万長者が答えるインタビュー

私は57歳の男性で既婚。子供は3人。私もそうですが、

 億万長者の7割の世帯では、夫が家計所得の8割以上を稼いでいます。

 

億万長者の2割はもう引退しています。

 現役の億万長者の3分の2は事業家、自営業者です。

 全米には自営業者が2割もいないのに、億万長者の間では

 3分の2もいるんですよ。これは興味深い現象です。

 自営業者のうち、4分の3は自分で事業を始めた起業家で、

 残りは独立して診療所や事務所を開いている

 医者や会計士などの専門職です。

 

平均すると年収は資産の7%以下。

 つまり資産の7%以下のお金で生活しているわけです。

 

97%は持ち家に住んでいます。

 家の平均評価額は現在3200万円

 同じ家に20年以上住み続けている人が半分います。

 買った当初は安かったものが今では3200万円ですから、

 家の資産価値が上がってみんな喜んでいるに違いありません。

 

・私たちはみんな、収入に比べて、はるかに少ない金額で生活しています。

 安いスーツを着て国産車に乗っています。

 新型車に乗ったり、車をリースするのは私たちの間では少数派です。

 

・私たちの妻は、きっちりと細部にわたって予算や支出計画を立てます。

 「慈善事業はまず我が家から」という諺に異を唱えるのは18%のみ。

 財布の紐は妻の方がずっと堅いですよ。

 

いかがでしたでしょうか。

これは億万長者が実際に答えた内容です。

自分が考えていた億万長者ではないのではないでしょうか。

どんな人がお金持ちか

普通の人に「お金持ちってどういう人?」と聞けば、

「ものをたくさん持っている人」と辞書に出てくるような

答えが返ってくると思います。

実際にはものをたくさん持っていても、

お金持ち、富豪、資産家とはいいません。

気前よくお金を使う人々は往々にして大した投資をしていません。

含み益を生むもの、家賃収入など不労所得を生む不動産、

株や債券も所有していません。

お金持ちというのは、ものを買って見せびらかすよりも、

将来値上がりしそうな資産を所有することを選ぶ人のことをいうのです。

私たちは本当のお金持ちを知る必要があります。

なぜ知る必要があるのか、それは生きる上で明確さにつながるからです。

明確さはこの複雑になった世界を生き抜く武器になります。

コツコツ学んで自分の人生を生きていきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:となりの億万長者

    著者:トマス•J•スタンリー

       ウィリアム•D•ダンコ

     訳:斎藤聖美