けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

人を動かす人は議論を避ける

 

今日は人を動かすという名著から学んだことを

お伝えしていこうと思います。

 

人を説得する12の原則

12の原則をはこちらです。

・議論を避ける

・誤りを指摘しない

・誤りを認める

・穏やかに話す

・イエスと答えられる問題を選ぶ

・しゃべらせる

・思いつかせる

・人の身になる

・同情を寄せる

・美しい心情に呼びかける

・演出を考える

・対抗意識を刺激する

 

これが人を説得する12の原則です。

12の原則は少し多いように感じますが

全てが大事なことです。

その中でも特に大事だと思うことを

2つ紹介したいと思います。

議論を避ける

まず1つ目は「議論を避ける」です。

議論について考えさせられる言葉があります。

それは「議論に負けても、その人の意見は変わらない」です。

 

議論に勝つことは不可能です。

もし負ければ負けたことになりますし、勝ってもやはり負けているのです。

それはなぜかというと打ち負かした相手は自尊心を傷つけられて

憤慨するからです。

 

議論をすると相手に勝つような場面はいくつもあると思います。

しかしそれは虚しい勝利です。

相手の好意を得ることはできません。

人を動かすためには議論をやめ意見の不一致を歓迎しましょう。

誤りを指摘しない

人を説得する2つ目は「誤りを指摘しない」です。

誤りを指摘するのは相手の感情を傷つけようとしているのと同じことです。

私は君よりも頭がいい、よく言い聞かせて君の考えを変えてやろうと

言っているようなものです。

 

人を説得したければ相手に気づかれないようにやることです。

誰にも感づかれないように巧妙にやることが大切なのです。

イギリスの詩人であるアレクサンダー・ポープはこういっています。

教えないふりをして相手に教え、相手が知らないことは

忘れているのだといってやる

 

ベンジャミン・フランクリンは自伝書で自己の議論好きな悪癖を

克服し、有能さと人当たりの良さと外交的手腕にかけては

アメリカで一流の人物にどのようになれたかを説明しています。

 

フランクリンは友人からこのような説教を受けました。

君は意見の違う相手にはまるで平手打ちを食らわせるようだ。

それでは君の知識は今以上に増えることはない。

今の取るに足りない知識以上にはね

 

この非難を受けてから、相手が明らかに間違っていても

すぐにそれに反対し、誤りを指摘することをやめました。

そのかわりに「自分としてはこう思うのだが...」と言うような

切り出し方にしたのです。

 

するとずいぶんと利益があったのです。

人との話し合いがよっぽど楽しく進み、控えめに意見を述べると相手は

納得して、反対するものも少なくなりました。

まとめ

相手の間違いを頭から決めつけるやり方は、効果がないどころか

結局は相手の自尊心を傷つけて敬遠されてしまいます。

話し合いができなくなるのがおちになります。

 

人を説得し、より良い結果を生み出すためには

議論を避けて誤りを指摘しないことです。

人を説得する原則を学んで一緒にお金持ちになりましょう

ございま

 

引用参考文献:人を動かす

    著者:デール・カーネギー

 

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

 
 
 
 
 
 
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