けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

何度も利益をもたらす仕事をしよう

どうもたろ金です。

 

今日はお金持ちになる人が実際に行っていることに

ついて書いていきたいと思います。

一代で財を築いた億万長者の大半は、きちんと計画を立てて

考えをまとめておくことは経済的成功の非常に重要な要因だと

しています。

 

当たり前のことですが、まずはゴール設定をしないと

日々の時間を有効活用することはできません。

どんな生活がしたいのか、どれだけの収入を何で得たいのかを

考えないのは人生をたださまよっているだけです。

 

実社会で成功するのは自分の頭でプランを立て

物事をきちんとまとめられる人間です。

なりたい自分をしっかりとイメージして

今必要な行動をとっていきましょう。

 

ゴールはお金持ちになることでもいいですが

そもそもお金持ちとはなんでしょうか。

お金をたくさん持っている人というのは間違いありませんが

本当のお金持ちとは一度しか報酬をもらわない仕事をほとんど

していません。

 

同じように努力を要する仕事にも、2通りあります。

一度しか報酬をもらえない仕事と何度も利益をもたらし続ける

仕事です。

 

ここで大工の棟梁と作家についての例を出したいと思います。

棟梁一家は住宅建築の大部分を請負い、高級住宅の建築を家業と

しています。

 

棟梁は作家をこのように評しています。

「気楽なもんだねぇ。大工があの家を1軒建てるのには、釘を

25万本打たなきゃいけないんだよ。作家さんはただ机に向かって

いるだけでしょうが。」

 

彼のコメントを愉快に思った作家は

「私だって、自分の手で150万個も字を書いて原稿を仕上げたんだよ。

それに字の選択にはおおいに気を遣わなきゃならないからね。」

 

釘を打つのも、文章を書くのも、どちらも努力が必要になりますが

両者の間には大きな違いがあります。

文字を記した紙は、その後ベストセラーになるかもしれません。

 

いわば1つ1つの文字が、金のなる木になる可能性を秘めているのです。

一方、棟梁は材木に釘をうって、その報酬をもらったらそれで

終わりになってしまいます。

 

建築工事では報酬をもらうのは一度きりであって、打った釘に

対して印税が支払われることはありません。

それに棟梁は宅地開発業者から注文を受けて家を造っています。

 

棟梁の取り分はその住宅の販売利益の約20%で、残りは

宅地開発業者の収入になります。

棟梁が自分で宅地開発もやって家を建てれば現在よりも

収入が増えるはずです。

 

またアパートを建てて賃貸すれば、もっと大きな収益を

得られるでしょう。

そうすれば打った釘で老後の収入も期待できます。

 

しかし棟梁には自分のアパートの建築費に回す資本もなければ

将来宅地開発業を始められるくらいの資金を蓄えておこうという

強い意欲も展望もありません。

 

目の前のことだけを考えて生活することは非常に

もったいないことです。

展望を持ってお金持ちに一緒になりましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

    著者:トマス・J・スタンリー