けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

お金の勉強~知らなかった億万長者の生態

 

見せかけだけのお金持ち

あの人たちは、本当に億万長者ですか!

そんなふうに見えないじゃないですか。着ているものも、

食べものの好みも、立ち振る舞いだって。

名前からして億万長者っぽくないじゃないですか。

もっと億万長者らしい億万長者はいないんですか?

こう言ったのは、ある信託銀行の上級管理職でした。

一代で富を築いた10人の億万長者を集めて、

取材調査を行った結果を聞いた銀行員が言った言葉でした。

彼がお金持ちに対して抱いていたイメージは、

お金持ちとは縁のない多くの人が抱くものと同じものでした。

お金持ちというものは、高価なスーツに身を包み、

高級時計を腕にしているものだと、考えていたのです。

ところが現実は全く違っていました

この銀行員は、ふつうの億万長者よりもスーツにお金をかけています。

腕時計は50万円するブランドものです。

億万長者に対する調査結果によれば、

お金持ちはその10分の1のお金も時計にはかけませんでした。

この銀行員は新型の輸入車に乗っていましたが、

億万長者で高級輸入車に乗るのはごく一部でした。

大抵は新型モデルに乗りません。

銀行員は車をリースしていますが、

億万長者でリースをするのは少数派でした。

どちらが億万長者に見えるかと聞かれれば、

ほとんどの人が、銀行員と答えるでしょう。

しかし、見かけは当てになりません。

億万長者らしくない億万長者

ある億万長者の男性は、この銀行員タイプの人々を評して、

次のように語りました。

牛を一頭も持っていないくせに、

大きなカウボーイハットをかぶって、見かけだけは一丁前の牧場経営者、

ってヤツがいるんだよね

この男性は35歳にして、ディーゼル•エンジン事業で

大成功を収めた人物です。

彼は10年前に買った車を乗り、ジーンズと鹿皮の上着を着て、

中流の下クラスの家が立ち並ぶ住宅地の、ごく普通の家に住んでいます。

隣近所に住むのは郵便局の職員、消防士、機械工といった人々でした。

彼はこう言います。

おれの仕事はどう見てもかっこいいものじゃない。そんな振りをする気もないし。ある時、イギリスから取引先の人間がやってきたんだが、彼らは最初、おれのことをうちの会社のトラック運転手だと思ったらしい、おれのオフィスに入ってきて、部屋をキョロキョロ見回すんだ。それでもおれしかいないじゃないか。それでやっとおれが社長だと気づいた。おれは牛のたくさんいる牧場を持っていても、大きなカウボーイハットをかぶらないタイプだからね

 

どうだったでしょうか。

自分の億万長者像も実際の億万長者像にギャップを覚えたのではないでしょうか。

明日もさらに億万長者について深掘りしていきたいと思います。

コツコツ学びお金を増やして、経済的に自立していきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:となりの億万長者

    著者:トマス•J•スタンリー

       ウィリアム•D•ダンコ

     訳:斎藤聖美

 

 

 
 
 
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