投資と保険を併用する商品をやめたほうがいい理由
どうもたろ金です。
保険と投資の商品を併用するものはなぜやめたほうがいいのか。
それは、見せられている数字の利回りと保険内での利回りに差があるからです。
投資と保険を併用する商品にはドル建て保険などがありますが
保険としての性質がある分、純粋に投資だけにお金が使われないので
投資効率が下がってしまうのです。
1万円の積み立てをしているとすれば、8000は投資に回って2000円は
保険に消えているという形になっているようなものです。
これを理解して積み立てをしていれば問題はありませんが
理解せずに積み立て続ければ、せっかくもっと増やせたお金を失ってしまう
ことになりかねませんので、注意が必要です。
それに加えて保険屋さんやファイナンシャルプランナーの方から商品を
購入していれば、手数料も無駄に払っていることになりますので
これも無駄なコストが発生していることになります。
みなさんは自分で考えて決めれていますか?
友達がやってるから親がやってるからで決めていませんか。
最もダメなのは業者の人に勧められたものを
そのままやってしまうことだと思います。
僕は業者にすすめられたものをそのままやっていた過去があります。
メットライフの外貨積み立てをファイナンシャルプランナー(通称FP)の方に
勧められてやっていました。
その中身としては10年間積み立てをするもので、10年間は引き出すことはできませんが、10年後からは金利3%複利で運用してくれるというものでした。
これはすごくいいと思いました調べもせずに。
FPの方の人柄の良さや知識量の多さに圧倒されて完全に
信用してしまいました。
しかしお金のこと勉強していくうちに中身が良くないことに気づきました。
実際は利回り3%で運用されるのではなくて
1%程度で運用されるものだったのです。
ちなみに自分で投資をすれば平均5%です。
メットライフの保険内での3%運用という意味のもので
僕が思っていた銀行に預けて金利3%の意味とはズレがあったのです。
これは本当に損です。
途中解約をすると50万円損してします。
でも10年間積み立て続けるよりはやめた方お金を減らさなくてすみます。
自分で考えて運用していった方が遥かに利率がよく、取り返せるからです。
この入れてしまったコストをサンクコストと呼びます。
サンクコストをおそれず今すぐ解約しましょう。
自分の人生を生きられるのは自分しかいません。
ギリシャの経済学者ヤニス・バルファキスさんは
経済を知らないということは他人に人生を預けているのと
同じだと言っています。
僕は他人に人生を委ねてしまっていました。
仕事をしていればお金に関することで
たくさんの情報が入ってくると思います。
そこで来る業者の商品をわからないが良さそうだからと
簡単に購入してはいけません。
わからないなら調べないといけません。
業者の人は自分の人生のために商品を売っています。
あなたの人生を考えてくれているのではありません。
自分の人生を自分で生きるためにも
お金の勉強、経済の勉強をしていきましょう。
ありがとうございました
引用参考文献:山崎元のやってはいけない資産運用
著者:山崎元