最も有効で強力な道具はお金~投資の勉強
はじめに投資の神様の考えかた
投資の神様であるウォーレン・バフェットは投資のことを
「事業を所有している」と言います。
ある事業の株価が下がる時、彼はこう考えます。
「それでも自分が所有している事業の価値は全く変わっていない」と。
企業が健全である限り、株価の変動は重要ではありません。
短期的に株価が上下していても、優良な企業は現実にお金を稼ぎ
企業の価値は長期的に見れば上がっていくからです。
米国の株式市場全体に投資をするとどうなるか
私たちも同じように考えることができます。
あなたは「VTSAX*1に投資するのは良い考えだ。投資しよう」と言って、
バンガード*2に1万ドルを送金したとします。
昨日のVTSAXの価格は53.67ドルだったので、あなたは1万ドルで
ファンドを186.3238508単位買いました。
1週間が過ぎ、VTSAXの価格が56ドルになっていると
「1万ドル投資して、今1万434ドルになった。これはいいぞ」と言うでしょう。
しかし、1週間後の価格が52ドルだったら、
あなたはこう言うかもしれません。
「失敗だ。1万ドルの投資が9689ドルになった。運用者はダメだな。」
これは平均的な投資家の反応だと思います。
しかしちょっとしたことで価格はすぐに変動します。
1日だけ見れば、価格の下げはごくわずかにすぎません。
より多くの利益を上げる方法
価格が56ドルか52ドルかに関係なく、あなたはVTSAXを所有しています。
これは全米の市場で取引されている約3700社全ての株式の一部を所有している
ということです。
つまり、VTSAXに投資するというのは、地球で最も強大で影響力が強く
そして豊かな国にある多種多様な企業の集合体に資産の成長を委ねること
だとおわかりいただけたのではないでしょうか。
これらの企業では、優秀な社員たちが、時代の変化に対応して
日々頑張っているのです。
企業が倒産したとしても
中には、失敗して無価値になってしまう企業もあります。
無価値にならなくても、状況が悪化して時価総額が一定レベルを下回れば
インデックス*3から外されてしまいます。
外された企業の代わりに、新しくもっと元気な企業が組み込まれます。
だから、成長に上限はありません。
誰かが落ちていく時には、上がってくる者が必ず存在します。
「自浄作用」が働いているのです。
まとめ 日本でできる優良な投資先とは
絶対的に安全でいたいと思う時、投資を全てVTSAXに投資をし、そこから
生み出される配当を再投資し続けることです。
するとお金は徐々に増えていきます。
しかしバンガードは2020年8月27日に日本から撤退することを発表しています。
では米国の株式市場全体にどのように投資すればいいのでしょうか。
方法は多くあると思いますが、その1つにS&P500というインデックスファンドに
投資するというものがあります。
S&P500も米国の優良な企業に投資することが可能です。
またiDeCoやNISAでも取り扱われているので、非課税で投資することが
できます。
詳しくは僕の過去の記事やインスタなどで発信していますので
そちらをご覧ください。
複雑な世の中で生きる上で、最も有力な道具はお金です。
お金の使いかたを学ばなければいけません。
コツコツと勉強して経済的な自由を手に入れていきましょう。
ありがとうございました
引用参考文献