けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

誰も未来がわからないように経済市場についても誰もわからない-投資の勉強

 

はじめに ウォーレン・バフェット 投資の考え方

投資の神様であるウォーレン・バフェット

投資について有名な言葉があります。

 

ルール1  決してお金を失わないこと

ルール2 決してルール1を忘れないこと

 

誰も市場予測をできない現実

多くの人は、彼の言葉をそのまま受け取り、バフェットは

市場を自由自在に出入りできる魔法を持っていて、絶対に下げ相場を

経験しないでいられると思っています。

それは正しくありません。

実際に、彼は市場を出入りすることの愚かさをこう話しています。

 

「ダウ平均が19世紀に66ドルで始まり、100年後に1万1400ドルになっている

 のに損をするなんて、どうやればできるでしょうか。ところが多くの人は

 損をしています。それはうまくやろうとして、市場から出たり入ったりを

 繰り返したからです」

250億ドルの損失を出したバフェット

2008年から2009年の大暴落の時、バフェットも250億ドルの「損失」を

出し、資産を620億ドルから370億ドルに減らしてしまいました。

私たちと同じで、バフェットも市場の上がり下がりのタイミングを

当てることはできません。

そのタイミングを狙うことは愚かなことだといい、彼はそれを

やらなかったのです。

しかし、普通の人と違って、バフェットは損失を出しても、パニックになって

慌てて売るようなことはしませんでした。

彼にとって市場の下落は、当然、起こることなのです。

市場が下落し、新たなチャンスを提供している間、彼は投資を続けました。

市場はそのうち回復します。

その時に、彼の資産も大きく回復しました。

踏みとどまっていた人々の資産も回復しました。

パニックにならなかった理由

250億ドルを失っても、バフェットがパニックにならなかった理由は

たくさんあるでしょう。

まだ370億ドル残っていたことも理由の一つでしょうが、

投資しているお金を彼がどのように考えていたかにも大きな理由があります。

バフェットは投資のことを「事業を所有している」と言います。

株式の一部を所有していることもあれば、企業を丸ごと

所有していることもあります。

ある事業の株価が下がる時、彼はこう考えます。

「それでも自分が所有している事業の価値は全く変わっていない」と。

企業が健全である限り、株価の変動は重要ではありません。

短期的に株価が上下しても、優良な企業は現実にお金を稼ぎ、企業の価値は

長期で見れば上がっていくからです。

まとめ

複雑な世の中で生きる上で、最も有効で強力な道具はお金です。

お金の使い方を学ばなければなりません。

そのために、まずはしっかり考えることを学ぶ必要があります。

いつだって手遅れということはありません。

お金のこと投資のことを学んで経済的な自由を手に入れていきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献

 

 

 
 
 
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