GIVE&GIVE
どうもたろです。
今回はGIVE&TAKEについて深掘りしたいと思います。
ギバーであること成功を収める大切な要素であると
前々回のブログでも紹介させていただきました。
なぜギバーであることが成功の鍵を握るのかというと
ギバーは自分自身の利益を考えません。
チームの利益を第一として見返りを考えないので
結果的にチームの最大のパフォーマンスを引き出します。
その分報酬のパイが大きくなります。
自分への報酬も仕事を重ねるごとに増えていきます。
テイカーの人は自分自身の報酬を第一として考えるので
報酬を受け取る分は他の人に比べて多くなりますが
周囲の人からよく思われずに仕事を重ねるうちに
孤立していき、結果的には報酬は減っていくのです。
短期的に見ればテイカーは得をしますが長い目で見れば損をします。
ギバーであることは100メートル走では役に立ちませんが
マラソンでは大いに役立つのです。
テイカーである人の特徴として、部下には支配的ですが
上司にはうやうやしいというものがあります。
自分に利益をもたらさない人をどう扱うかで
その人がどんな人間かはっきりわかります。
また『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』で
紹介されていたのは成功の鍵は寛大さであることでした。
見返りを求めずに与える寛大さが結果的には
自分自身も幸せにするのですね。
1つの研究結果を紹介したいと思います。
100人のグループの中の20名を選出し、
その20名には他の人よりも能力が高いことがわかったと伝えます。
しかし実際に100名の能力は変わりません。
この100名のグループで知能の向上テストを1年間にわたって
行った結果。なんと20名に選ばれた人は他の80名に比べて
知能の向上がより高くなることがわかりました。
能力に限らず、人は期待されると成長することがわかったのです。
上司から期待されている部下は大きく成長しますが、上司から支配的に日頃から罵倒されている人は成長スピードが減速してしまいます。
昔ながらの支配的な上下関係の時代は
もう終わりなのかもしれないですね。
長い目で見てより良い結果を生み出すためなら
自分のプライドや評判は気にせずに
先見の明を持って日々を過ごしていきたいと僕は思います。
ありがとうございました。
引用参考文献:GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代
著者 アダム・グラント
監訳 楠木 健