けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

今日死ぬとしたら後悔はないだろうか

 

死について考える

今日はイェール大学で23年連続の人気講義をする教授のシェリー•ケイガンの

名著『「死」とは何か』を読んで学んだことを書いていきたいと思います。

まずはシェリー•ケイガン先生の言葉を紹介します。

どのような生き方を私たちはするべきでしょうか?

"誰もがやがて死ぬ"ことはわかっている以上、この問いについては慎重に考えなければなりません。どんな目的を設定するか、どのようにその目的の達成を目指すか、念には念をいれて決めなければなりません。もし、死が本当に"一巻の終わり"ならば、私たちは目を大きく見開いて、その事実に直面すべきです。自分が何者で、めいめいが与えられた"わずかな時間"をどう使っているかを意識しながら。

それではいずれ死ぬことが決まっている自分の

人生について考えていきましょう。

いずれ死ぬ私たち–人生で何をするべきか

いずれ死ぬという事実に照らして、私たちはどう生きるべきでしょうか。

ときどき世間で言うように、人生は一度きりで、やり直しはききません。

だから私たちは、死を免れないという事実、

限られた寿命しかないという事実を踏まえて、

人生を台無しにしうることにも気づかなくてはいけません。

私たちは、やりそこないうるのです。

あなたは何をするべきか

自分の人生で何をするべきかと尋ねる必要に

迫られるのは苦しいものです。

何をするべきなのか?人生をどう満たすべきなのか?何を目指すべきなのか?

どんな目標、どんな目的、どんな志が最も価値があり、最も取り組み甲斐があり、

最も意義深いか?

これは明らかに重要な疑問です。

ひょっとすると最も重要な疑問かもしれません。

死を免れない私たちに採れる、最高の人生戦略

いずれ死ぬのだとしたら、どう生きるべきなのか?

自然に頭に浮かぶことの一つは、あまり時間がないのだからできる限り

多くを人生に詰め込むべきだというものです。

それはごくありふれた考え方で、実践するには少なくとも

二つのおおまかな戦略があります。

その第一は、志があまりに野心的だと失敗するという危険性を強調する戦略です。

この戦略は野心的になる代わりに、達成することが事実上保証されている種類

目標を目指すことを勧めるものです。

食べ物や交際、セックスの喜びを目指すように言います。

「食べ、飲み、愉快になれ。明日には死ぬかもしれないのだから」

これが第一の戦略です。

実際に達成する可能性がとても高いことを追求して、

できるだけ多くを詰め込む考えです。

第二の戦略は、第一の戦略は結構なことだ、というのが前提になります。

第二の戦略は、人生における良いことのうちでも際立って

価値の高いものに目を向けます。

それは努力を人一倍しなければ手に入れられないものです。

人一倍努力したからといって成功も保証されていません。

しかし、人生が私たちに提供しうることのうちでもとりわけ価値があります。

あなたはどんな戦略を取りますか?

まとめ

人はいつか必ず死にます。

しかし、死ぬことを考えて生きている人などほとんどいません。

今がずっと続くと考えてしまいます。

だから今日の時間をただ浪費してしまう人が多くいます。

死の淵に立ってようやく死ぬことを理解するのです。

死ぬ間際の人が後悔することは

人生でやりたかったことをできなかったこです。

今一度自分は何を目標に生きたいのか。

目的を設定してみましょう。

最後にスティーブ・ジョブズの言葉を

もし今日が人生最後の日だとしたら、

    私は今日やろうとしたことを本当にやりたいだろうか

 

引用参考文献:「死」とはなにか

    著者:シェリー•ケイガン

     訳:柴田裕之

 

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版

 
 
 
 
 
 
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