けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

投資でお金を増やす人減らす人

 

経済市場のタイミングはつかめない

前回の記事で市場のタイミングをつかもうとするのは

長期的に見ると、勝てないゲームであることをお伝えしました。

確信を持ってそう言える簡単な事情があります。

もしそれができている人がいたら、ウォーレン・バフェットよりも

大金持ちになって、彼の倍くらいもてはやされているはずだからです。

投資をすれば必ず苦難に直面する

あなたが30歳だとします。

投資をする期間は今後60〜70年あります。

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   (2010〜2020のS&P500チャート)

このチャートを見ると、市場は上げ下げを繰り返しながら

上昇していることがわかります。

大恐慌の次にひどい大暴落となった史上最悪の2000〜2009年の

10年間があった後ですが、これだけ上昇しています。

それだけではなく何度も経済の混乱や最悪の状況がありました。

次の60年間にも、そのような状況は必ず起こります。

60年間の間には、投資した資金が半額になってしまう経験をあなたは

何度かはするだろうということです。

これは保証してもいいくらいに起こります。

苦難に直面することが数多くあります。

とても楽しいとは言えない有り様ですが、それが株式市場です。

市場の下落は、ゲームを楽しむために、参加者が払わなくてはいけない

対価なのです。

ここまで書いてきた厳しい現実を受け入れられなければ、また、

自分の資産が半分になっても投資を継続できると100%確信できなければ

そして、あなたが求める利益に当然ついてくるリスクを受け止めること

ができなければ投資で資産を増やし経済的自由を手に入れることは

できません。

結局はあなた自身が決断するしかありません。

決断し、苦難を乗り切ることで必ず資産は増えていきます。

経済市場は必ず回復する

もし市場が回復しなくなったら、どんな投資も安全ではなくなります。

投資の工夫など一切無意味になります。

1974年のダウ平均*1は616ドルでした。

2014年末時点では1万7823ドルでした。

1975年1月〜2015年1月の40年間に、配当の再投資を含めれば、

年平均11.9%で成長していることになります。

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1984年〜2016年ダウ平均株価)

最初に1000ドルを投資して放置していたら、2015年には8万9790ドル

になっている計算です。

これを円で考えると約10万円を投資していれば900万円程度に増えていた

ということになります。

まとめ〜経済市場は常に上昇する

大切なことなので、何度もお伝えしますが、どれだけの大惨事が起きても

市場は常に上昇します。

これは真実なのです。

スムーズにずっと上昇し続けるのではありません。

アップダウンの多い石ころだらけの道です。

しかし、いつも上昇します。

市場の上昇傾向が変わることはありません。

つまり市場は投資をするには最良の場であるということです。

他の何にも負けません。

コツコツと投資し資産を増やして経済的自由を

手に入れていきましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献

 

 

 

 
 
 
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*1:ダウ・ジョーンズ・インデックス社がアメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数