けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

専門家の投資情報は雑音に過ぎない〜投資の勉強

投資の専門家の予測は確証がない現実

信用できると思われている投資の専門家が

市場の暴落を毎日のように予想しています。

同様に信用できると思われている専門家が

もうすぐ市場はブームを迎えると言っているのです。

正しいのは誰でしょうか。

どちらも将来を予測していますが、誰も信用にたる予測は

できないのです。

それでは、なぜ誰もが予測をするのでしょうか。

ブームや暴落は面白くて興奮するからです。

予想を当ててネットやテレビで人気者になりましょう。

極端な予想をすれば評判が上がります。

ケーブルテレビの番組で専門家たちは

そうして大きなお金を稼ぎ出しているのです。

専門家の意見は雑音に過ぎない

真面目な投資家には、こんなものは邪魔な雑音に過ぎません。

うっかり耳を傾けたら、あなたのお金を危険にさらすことになりますし

正気でいられなくなります。

過去の成績から今を紐解く

過去の実績は役に立ちます。

ただし、長い期間で見た場合に限ります。

下のチャートをみてください。

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『2010〜2020のS&P500』

株式市場はずっと上がり続けています。

それにははっきりした理由があります。

まず確実に20年後の市場は今よりも高くなっていると断言できます。

その10年後にはもっと高くなっていると断言できます。

これまでの120年間の実績がそれを支えています。

しかし、こういうからと言って、明日、明後日、あるいは

1週間後や1ヶ月後、さらには2年後、3年後にどうなるかは

何もわかりません。

問題はここです。

はっきり言って、自分がどの段階にいるのかを知る方法はありません。

先ほどのチャートを別の角度から見てみましょう。

市場がピークを打ち、その後、大きく価値を下げた2000年1月や

2007年7月と同じような状況にあるでしょうか。

過去のパターンを後から振り返るのは簡単です。

長期的にみると市場予測は勝てないゲーム

市場のタイミングをうまく捉えるには、二度成功する必要があるのです。

高いところを当て、次に低いところを当てなければなりません。

これを繰り返す必要があります。

最初の売りタイミングを当てたものの、その後、市場が回復して

前のピークを超えてしまうのを黙ってみているという

かわいそうな投資家ばかりです。

市場のタイミングをつかもうとするのは、長期的にみると

勝てないゲームです。

確信を持ってそう言える簡単な事情があります。

もしそれをできる人がいたら、ウォーレン・バフェットよりも

大金持ちになって、彼の倍くらいもてはやされているはずです。

まとめ

能力があれば、利益を生み出せます。

能力があるなら、市場は魅力的に思えるのです。

市場を読めるという専門家が登場するのも同じ理由です。

しかし、誰にもできません。

正確に言えば、役に立つと言えるほど、コンスタントに正しい判断を

することは誰にもできません。

サンタクロースがいると信じる方がましです。

多くの情報が飛び交う現代には明確さは武器です。

コツコツと知識を身につけて明確さを持って

経済的自由を手に入れましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献

 

 

 
 
 
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