けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

投資をしてお金を増やす理由

どうもたろ金です。

 

今日もお金の話をしていきたいと思います。

まず最初にお金の話についての例え話を出したいと思います。

タイトルは「僧侶と大臣」です。

 

仲の良い少年が二人いました。

彼らは別々の道を進みました。

一人は質素な僧侶に、もう一人はお金も力もある王様側近の大臣

になりました。

 

何年もあと、二人は出会いました。

でっぷり太った大臣は、痩せてみすぼらしい僧侶を見て

かわいそうになりました。

 

助けようと思い、大臣は声をかけます。

「王様の役に立つ方法を学べば、豆と米しか食べられない生活を

 しなくて済むよ。」

 

僧侶は応えました。

「豆と米で生きる方法を学べば、王様のためにあくせくしなくて

 済むよ。」

 

ほとんどの人は極端な二人の中間のどこかに自分を当てはめる

ことができると思います。

どちらが経済的に自立しているでしょうか。

 

経済的自立といっても、引退後のことではありません。

経済的自立とは、選択肢を持っているということです。

何かあれば「ノー」と言える状態です。

 

会社に縛られないお金があることで、自由があるわけです。

経済的自立という言葉は、ジェームズ・クラベルさんの

ノーブル・ハウスという小説で出てくる言葉でもあります。

 

小説では、若い女性が「会社に縛られないお金」の獲得を目指して

います。

それは彼女が誰の要求からも自由でいられて、自分の望み通りの人生を

送るのに十分なお金を意味しています。

 

小説の中で彼女は目標金額を10億円としています。

これは経済的自立に必要な金額よりもずっと大きな金額です。

ここで「僧侶」の考え方を少し持っていれば役に立ちます。

 

経済的自立とは、お金を稼ぐことであると同時に、控えめに

生きることでもあるのです。

先ほどの例え話の通りです。

 

会社に縛られないお金は、一生過ごすのに必要なお金といわけでは

ありません。

しばらくの間、仕事から遠ざかれるだけのお金があれば十分という

場合もあります。

 

決まった時間に働かなくてもいい、明け方まで起きて、その後

お昼まで寝てもいいし、4時半におきて日の出を見ることも

できます。

 

突然、何ヶ月も旅行に行っても問題ありません。

ベランダに座ってコーヒーを片手に読書三昧かもしれません。

僕たちの時間は着実になくなっています。

 

日々の時間は大変貴重です。

役に立つ人や活動を求める時間を増やし、価値をもたらさない

人や活動から遠ざかりたいと思いませんか。

 

世の中には楽しいことがたくさんあります。

お金はそのほんの一部に過ぎません。

しかし、会社に縛られないお金があれば、自由を得ることができます。

 

何よりも価値があるのは自由であることです。

コツコツ勉強して一緒に自由になりましょう。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え

    著者:ジェイエル・コリンズ

     訳:小野一郎