けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

基礎の基礎から学ぼう 政府と日銀

どうもたろです。

 

今日は経済と政策についてお話していきたいと思います。

まずそもそも国とはなんでしょうか。

国とは何をもって国というのでしょうか。

 

経済において国とは政府と日銀のことを言います。

政府と日銀が日本経済に大きな影響を与えて

景気をコントロールしているのです。

 

日本を代表する大企業の動きも

間接的に経済に影響を与えますが

政府と日銀は直接的に経済に影響を与えます。

しかも大規模な政策を実施するので

非常に大きな影響を与えます。

 

ですから政府と日銀は景気を良い方向に

導いていかなければならない存在だと

言い換えることもできます。

 

政府と日銀はそれぞれ実施できる政策が

異なりますので、それぞれの政策と

どのような影響を与えるのかを見ていきましょう。

 

ですがその前に景気を良くするとは

どういうことなのかを解説したいと思います。

 

景気は良くなった、悪くなったと表す指標があります。

それが良く聞くGDP国内総生産)です。

このGDPの値が大きければ経済の規模は大きいですし

小さければ経済の規模は小さいと言えます。

 

さらに去年と比べて値が大きくなれば

景気が良くなっているとわかります。

 

つまりGDPとは国内で生産された付加価値の合計のことです。

付加価値とは簡単に言えば儲けや利益のことです。

 

付加価値がたくさん生まれるということは

たくさんの商売が成立しているということになります。

このGDPが増えていれば景気が良いと判断できるわけです。

 

それでは政府と日銀の役割について

見ていきたいと思います。

資本主義経済の中で国が経済をコントロール

する方法が大まかに2つあります。

 

それは政府が行う財政政策と

日銀が行う金融政策の2つです。

 

具体的に財政政策とは公共事業を実施することです。

公共事業とは道路やダムの建設などのことです。

これは個人の買い物とは規模が全くちがいますが

誰かにお金を払って造ってもらっているという意味では

商品を買っているのと同じことです。

この財政政策を通じて日本経済をコントロール

しようとしています。

 

次は日銀の金融政策を見ていきたいと思います。

金融政策は市場に出ているお金の量を調整します。

日銀は世の中に流通させているお金の量を増減させて

景気をコントロールするのです。

 

日銀は主に銀行が企業や個人に貸し出すお金の量を

間接的にコントロールしているのです。

 

次回は財政政策と金融施施策について

詳しく見ていきたいと思います。

 

ありがとうございました

 

引用参考文献:今までで一番優しい経済の教科書

    著者:木暮太一