けいたろう

人生に愚直さとユーモアを

会計学の5つの継子

どうもたろです。

 

今日も会計学について書いていきたいと思います。

 

自己資本比率という言葉を聞いたことがあると思います。

聞いたことがない方はここで覚えてください。

その会社が持っている返済不要の自己資本のことをいいます。

自己資本比率が30%以上の会社は倒産しにくいといわれています。

 

それでは財務諸表についてお話していきたいと思います。

会社の経済活動と財務諸表の記録はイコールになっています。

財務諸表には情報が宝の山のように入っているのです。

 

その財務諸表を読み解く上で理解しておかなければならないのが

複式簿記の考え方です。

会計には単式簿記複式簿記があります。

 

単式簿記は入ってきたお金と出ていくお金が記入されるという

単純な会計方法のことです。

家計簿がそれにあたります。

 

しかしこの方法だと元々あったお金が

借金のお金なのか財産なのかわかりません。

 

そこでその中身までも理解できるようにしたのが

複式簿記という考え方です。

 

複式簿記は単なるお金の動きだけでなく、お金が

どのようにして得られて、なんのために支出したのかわかるだけでなく

財産の状況も把握できるのです。

 

複式簿記には5つの勘定科目があります。

「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」という項目です。

この5つの項目から財産の状況を掴んでいきます。

 

この勘定科目を左側と右側に分けて記入していきます。

その時に左側を借方、右側を貸方と呼びます。

 

左側には「資産」と「費用」

右側には「負債」「純資産」「収益」が入ります。

この5つ項目で会社のお金の動きが表されます。

 

お金を外部から借りてきたものが負債として記録されます。

つまり借金ですね。

そして株主からの出資金やこれまで稼いできた積み重ねを

純資産と呼び、会社そのものが生み出すお金を収益と呼びます。

 

そしてこれらのお金から外部に支払われたものを費用と呼び

会社に残ったものを資産と呼びます。

資産はお金だけでなく、お金で生み出した製品などもあてはまります。

貸方と借方の合計金額は必ず一致します。

ここで一致しなければどこかに間違いが生じているということです。

これが複式簿記の考え方です。

 

この複式簿記からはP/LとB/Sを導き出されるのです。

 

・P/L(損益計算書)は費用=収益

・B/S(貸借対照表)は資産=負債と純資産

というように導き出すことができるのです。

 

この5つの勘定項目は会計学の基本となる考え方になります。

しっかりと理解していきましょう。

次回はP/L(損益計算書)のついて解説していきたいと思います。

 

ありがとうございました

 

      引用参考文献:大学4年間の会計学見るだけノート

          監修:小宮一慶